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    課題解決

    クラウドで解決する様々な課題

    ほんの一例ですが課題と課題解決に関して纏めました。

    オンプレミス型の課題

    オンプレミス型とは?

    院内など施設内にサーバーを設置する方式です。

    定期的にサーバーその他を更新する必要があります。


    既存管理からの移行作業に関する課題

    システムを移行する場合はデータ移行作業が伴います。

    システムにっては既存システムのデータを受け取れない場合があります。


    情報共有に課題

    医療機器は一部署だけの管轄ではなく院内全体で管理されています。

    検査機器・放射線機器・鋼製器具などあらゆる部署に医療機器は配置されているため情報共有が不可欠です。


    保守管理漏れに課題

    医療機器は定期的に点検・メンテナンスを行わなければなりません。

    管理部署が曖昧になりがちな機器は特に管理体制が複雑です。


    クラウドのデメリット

    クラウドは利便性が高いですが一部以下の様にデメリットも存在します。

    Internet接続が必須であることです。

    ※有線無線は問いません。

    オフラインで使用する事が出来ません。

    オンプレミス型のシステムもnetwork自体は必須の為、クラウド特有のデメリットではありません。

    同期モードが無いため常時Internet接続が必須であることです。

    ※システム非動作中はInternet接続は不要です。

    本システムはアプリケーションインストール方式のシステムではありません。
    直接WEBブラウザで動作するシステムの為、オフライン仕様には対応できません

    クラウド型システムの同期モードって何?

    オフライン状態でも一部の機能が動作し、登録や更新が可能となるモードです。オンライン復帰時に同期して各種情報をクラウド上にアップデートします。
    理論的には可能ですが使用方法次第でクラウド型の概念と大きく外れてしまうため、基本的には同期モードは採用しません。

    同期モードには何が必要になるの?

    クラウド型のシステムはクラウド上のサーバーにアプリケーションとデータベースが全て存在します。
    同期モードを採用する場合はご利用の端末にアプリケーションを設置して仮のデータベースを構築する必要があります。つまりはクラウド型システムのメリット(簡単利用・低価格)などのメリットが全て無くなることとなります。

    同期モードって難しいの?

    使用方法によりますが難しい概念です。
    通常データベースへの情報操作は1つのセッションで完結する必要がありますが、その概念が崩壊することとなります。同期は複雑なプロトコルを100%実行できなければ必ず不整合が発生します。かつ、同期中にネットワークが不安定になった際にエラーが発生すると復旧が困難となる可能性があります。

    システムの構成によって同期モードを採用するとオンプレミス型とクラウド型のハイブリッド仕様の様になるために価格が高騰します。その上でInternet接続が必須という側面は無くなることはありません。

    Googleplayやapplestoreみたいにはできないの?

    アプリストアにより提供されているものはインストール型のアプリケーションとなりますので概念が違います。

    また、アプリストアで提供されるアプリケーションの多くはオンライン必須のシステムです。オンライン不要のシステムの場合はデータは端末に存在するのでInternetを経由して情報を共有することが基本的にできません。

    例えばアプリストアに存在するオンラインゲームなどは一部のアプリケーションを端末に設置することで動作を安定化、高速化しているのみで、実際にはクラウド上のサーバーにアプリケーションとデータベースが存在しているため使用時にはInternet接続結局必須となります。

    施設内独自にシステムは構築できないの?

    可能です。ただし、オンプレミス型に変化しますので機器・作業共に高額の初期導入費用と共に定期的な更新費用が必要となります。

    専用クラウドを構築することも可能ですが専用サーバー利用料・構築作業及び保守費用・専用回線費用などが必要となります。