クラウドで解決する様々な課題
ほんの一例ですが課題と課題解決に関して纏めました。
オンプレミス型の課題
オンプレミス型とは?
院内など施設内にサーバーを設置する方式です。
定期的にサーバーその他を更新する必要があります。
利用端末追加に課題
専用アプリの導入や設定が必要となる場合が多いです。
設定作業に時間や費用が掛かる場合があります。
端末自体も他のシステムで利用できないことがあります。
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クラウドサーバーに接続するだけで利用端末を追加可能です。
設定も数分で簡単に完了します。
セキュリティの為、電子証明書等の認証が必要です。
導入・更新費用に課題
一般的にサーバーや端末は5年~7年程度で更新が必要です。
更新の際に再設定・調整にかかる人件費が必要です。
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初期導入時にサーバー等の高額な機器を購入する必要はありません。
定期的に保守費用を支払う必要もありません。
使用するリソース分だけのお支払いです。
サポートに課題
トラブルの際にはシステムとハードどちらの不具合か判別困難です。
システムトラブルの際にはアップデートに時間がかかります。
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トラブルの判別や対応の多くをオンラインで完結します。
ハードトラブルの場合は手軽に他の端末でシステムが利用可能です。
既存管理からの移行作業に関する課題
システムを移行する場合はデータ移行作業が伴います。
システムにっては既存システムのデータを受け取れない場合があります。
移行可能なデータに課題
複雑な構造を持つシステムでは移行可能なデータが限られます。
途中で追加するなども困難な場合が多いです。
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データ取り込みはExcelデータで簡単にかつ素早く可能です。
基本的な機器情報、修理点検情報を取り込むことが可能です。
既存の機器固有のIDなども引き継いで登録が可能です。
データの整合性に課題
Excel管理などの場合は各ファイルごとに形式や内容が違います。
重複データや名称付与ルールの差異も見られます。
方式が違うため一つに結合する方法が複雑な場合もあります。
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デモサイトが簡単に作成可能です。運用前に問題点を確認できます。
運用開始前ならリセット→再インポートが可能。
情報共有に課題
医療機器は一部署だけの管轄ではなく院内全体で管理されています。
検査機器・放射線機器・鋼製器具などあらゆる部署に医療機器は配置されているため情報共有が不可欠です。
他部署連携に課題
部署単位のシステム運用では連携が出来ません。
データを集約する為にはデータをまとめ結合する必要があります。
管理項目も様々な為、整合性がとれません。
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利用端末数に制限はないので各部署でご利用可能です。
管理項目や履歴が一元化でき、情報をリアルタイムに共有可能です。
添付文書管理に課題 ※現在は添付文書とは表記されません。
医療機器の管理には添付文書管理も欠かせません。
保管だけでなく閲覧できる環境を整備する必要があります。
版管理も重要で、改定があった場合は更新しなければいけません。
UNIFI-ESなら・・
電子化された添付文書に対応する為、更新は不要です。
機器に付与された情報から自動的にPMDAを検索します。
購入廃棄情報共有に課題
台帳が複数あると。情報更新状態に差異が発生します。
廃棄状況などばらつきがあるとどの台帳を信じれば良いか不明です。
毎年棚卸をしていてもずれが無くならない原因となります。
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クラウド上の一元化された情報を元にする為、差異はありません。
棚卸の情報も即座にクラウドを通じて共有できます。
監査対応に課題
監査時期に各部署からファイルを集約して結合集計します。
管理項目も違えば重複する情報もあるため結合は容易ではありません。
また、ファイルを集めるだけでも時間がかかる場合があります。
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クラウド上の一元化された情報を元にする為、すぐに集計可能です。
システム定PDFの他にExcelファイルでも出力が可能です。
保守管理漏れに課題
医療機器は定期的に点検・メンテナンスを行わなければなりません。
管理部署が曖昧になりがちな機器は特に管理体制が複雑です。
点検情報共有に課題
管理部署のみに点検計画や予定があると抜けても指摘されません。
トラブルの後に漏れが発見されることもあります。
過去の点検結果も不明であることも・・
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クラウド上の一元化された情報を元にする為、差異はありません。
点検予定も過去の点検結果も全て共有が可能です。
修理履歴情報共有に課題
機器故障の際には修理・更新の可否に迷いが生じます。
過去の修理履歴を参考にする必要も発生します。
過去の履歴が確認できても個体識別ができない場合もあります。
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全ての機器個体に修理情報を関連付けて管理可能です。
修理履歴・購入年月日も簡単に確認できて便利です。
クラウドのデメリット
クラウドは利便性が高いですが一部以下の様にデメリットも存在します。
①Internet接続が必須であることです。
※有線無線は問いません。
オフラインで使用する事が出来ません。
オンプレミス型のシステムもnetwork自体は必須の為、クラウド特有のデメリットではありません。
②同期モードが無いため常時Internet接続が必須であることです。
※システム非動作中はInternet接続は不要です。
本システムはアプリケーションインストール方式のシステムではありません。
直接WEBブラウザで動作するシステムの為、オフライン仕様には対応できません。
- クラウド型システムの同期モードって何?
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オフライン状態でも一部の機能が動作し、登録や更新が可能となるモードです。オンライン復帰時に同期して各種情報をクラウド上にアップデートします。
理論的には可能ですが使用方法次第でクラウド型の概念と大きく外れてしまうため、基本的には同期モードは採用しません。
- 同期モードには何が必要になるの?
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クラウド型のシステムはクラウド上のサーバーにアプリケーションとデータベースが全て存在します。
同期モードを採用する場合はご利用の端末にアプリケーションを設置して仮のデータベースを構築する必要があります。つまりはクラウド型システムのメリット(簡単利用・低価格)などのメリットが全て無くなることとなります。
- 同期モードって難しいの?
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使用方法によりますが難しい概念です。
通常データベースへの情報操作は1つのセッションで完結する必要がありますが、その概念が崩壊することとなります。同期は複雑なプロトコルを100%実行できなければ必ず不整合が発生します。かつ、同期中にネットワークが不安定になった際にエラーが発生すると復旧が困難となる可能性があります。
システムの構成によって同期モードを採用するとオンプレミス型とクラウド型のハイブリッド仕様の様になるために価格が高騰します。その上でInternet接続が必須という側面は無くなることはありません。
- Googleplayやapplestoreみたいにはできないの?
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アプリストアにより提供されているものはインストール型のアプリケーションとなりますので概念が違います。
また、アプリストアで提供されるアプリケーションの多くはオンライン必須のシステムです。オンライン不要のシステムの場合はデータは端末に存在するのでInternetを経由して情報を共有することが基本的にできません。
例えばアプリストアに存在するオンラインゲームなどは一部のアプリケーションを端末に設置することで動作を安定化、高速化しているのみで、実際にはクラウド上のサーバーにアプリケーションとデータベースが存在しているため使用時にはInternet接続結局必須となります。
- 施設内独自にシステムは構築できないの?
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可能です。ただし、オンプレミス型に変化しますので機器・作業共に高額の初期導入費用と共に定期的な更新費用が必要となります。
専用クラウドを構築することも可能ですが専用サーバー利用料・構築作業及び保守費用・専用回線費用などが必要となります。